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Re Design

サボり過ぎたblog。。と言うか、自分がblog書いていた事さえも忘れてました…。長く猛暑が続いた今年の夏ももうすぐ終わり。秋は、食べたり飲んだり旅したりスポーツしたりお洒落を楽しんだりと、楽しいことが満載ですね!来る秋冬に向けて、私が動き出したアクセサリーに関する近況をご報告致します。いやはや何とも今年で創業26年目。もの凄い数のアクセサリーを作ってきました。時の流れと共にアクセサリーの流行りも変わります。昔はこれが良かったけど、今はちょっとね〜っていうのありますよね?その時代に合わなくなったデザインや、使っていたパーツ類の廃盤などで制作の継続が出来なくなったアクセサリーなどが多々あるんです。南の島という土地柄、ファッションのトレンドにあまり左右されることはないのですが、色とか長さ、厚みや重さなど、やはり流行は気にしています。店頭から下げた懐かしいアクセサリー達は、その時代の香りとともに箱に収めてありました。そのアクセサリーを丁寧にバラして、使えるパーツは洗浄、磨き、残念ながら朽ちかけたパーツは廃棄。今はもう入手困難になってしまった美しい天然石やsilverパーツ、アンティークビーズなどはさらに磨きをかけて、あの時と同じ輝きに戻して。大変な手間と労力がいる作業ですが、普段の仕事の合間に、何年か掛けてゆっくりと作業を続けてきました。そのバラバラになって綺麗に生まれ変わったビーズ類は分類なく、高価なものも貴重なものも、大きなものも極小なものも、全てチャンプル状態で山に。そのビーズの山の姿は、混ざり合った絶妙な色合いがとても綺麗でした。デザインしない美しさ。ビーズそのものの存在感。今まで26年間かけて集めてきた小さな小さなビーズという素材がとても愛おしく感じた瞬間でした。

久しぶりのレコード鑑賞

最近、久しぶりにアルバータ•ハンターのレコードを聴きました。深みのある歌声とシンプルな伴奏がとても心地よくて、ちょっと時間を止める大切さを感じました。なぜ今ごろになってアルバータを引っ張り出してきたかというとですね、この方のアルバムが発売されるという話しを聞いたから。齋藤悌子さん(87才)宮古島出身のジャズシンガー。なんと87才にしてデビューアルバムです。経歴は長く、かつてアメリカ占領下の沖縄で米軍基地内の専属ジャズシンガーとして名をはせた歌姫だったそうです。※齋藤悌子さんのデビューソロアルバム『A Life with Jazz』は6月23日に発売アルバータ•ハンターは私が若い頃大好きだったブルースシンガーでアルバムレコードは2枚、伝記本一冊を持っています。この方の生き様も凄まじく、本のタイトルも「人生を三度生きた女―"魂のブルース"アルバータ・ハンターの生涯」となっています。まさに波瀾万丈な人生と時代だったと。齋藤悌子さんのことを知った時、アルバータ•ハンターと勝手にイメージが重なってアルバムで聴いてみたいとずっと思っていたのでアルバム発売は嬉しい!エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ビリー•ホリデーなど、長い歴史の中で優れた女性シンガーが数多く存在しますが、歳を重ねてから復活するアーティストって、きっと神様が"まだ伝えることがあるでしょう"と指名しているのではないかと考えてしまいます。それはどんな職業にもいえることですが。とにかく、齋藤悌子さんのアルバムがとても楽しみな今日この頃です。

年末年始の営業のお知らせ

とうとう今週末で今年も終わりですね〜。今年もまたいろんな出来事がありましたが、やはり1番嬉しかったのは"出会い"です。世の中が人との接触を控える中、人との繋がりは本当に重要で貴重だと。さまざまな事が合理的になり、無駄な事が省かれコンパクトになり、温もりも顔色もわからないお付き合いになりがちな中での"出会い"は、今年1番の嬉しい事に思えてなりません。物販としての在り方。実店舗を構える意味。空っぽの頭をフル回転して詰め込み、沢山考えた年でした。その結果!、無駄こそ宝。人間である以上、無駄がなければ楽しくないし豊かではない!と。生きていく上で無駄かもしれない回り道も、寄り道も、泣くのも、笑うのも全て肥やし。素敵な人間になる為の必要な過程。と、言うことで、来年も沢山の人との出会い&交流を楽しみにします!ーーーーーーーーーーーーーーーーー【年末年始営業日のお知らせ】年末年始は下記日程での営業となります。•12/31日 全店舗10:30OPEN 〜18:00CLOSE 。•1/1日 全店舗休業。•1/2日 全店舗10:30OPEN 〜18:00CLOSE。(※メラ店につきましては店主の都合により営業時間が変わりますので、お手数ですがご来店の際はお電話にてご確認、又は来店予約をお願い致します)