石垣島【短い春を探しに🌸】

毎年、アッ!という間に石垣島の春が終わってしまうので今年は少し春を探しに行ってきました。

石垣島のほぼ中央にあたるバンナ岳。
標高230mの山がまるごと広大な公園になっているバンナ公園は島の自然を身体で感じることが出来る素晴らしいパークです。
今が見頃の旬の花「リュウキュウアセビ(琉球馬酔木)」が満開でした♡
リュウキュウアセビは沖縄県の河岸、岩場に主に生えていて高さは1.5〜3m位。
2月から4月ごろが見頃で小さな白い壺形の花を咲かせます。
学名はPieris koidzumiana←なんて読むのかわからず…。
絶滅危惧種に指定されています。。
このアセビ科は有毒を含んでいて、昔は葉を煎じて農作物などの殺虫剤として使われていたそうです。
有毒成分ゆえに、馬が知らずにこの葉を食べるとしびれたり苦しくなって動けなくなることから「馬酔木」と名前がついたそうです。
至近距離で見るとスズランの様な可愛い花にそんな毒があるとは…^^;
リュウキュウアセビが見られる場所はバンナ公園内の”聖紫花の橋”を渡った先の歩道で沢山見ることが出来ます。
バンナ公園には大小様々な橋が数多くあるのですが、こちらの”聖紫花(セイシカ)の橋”が一番大きい吊り橋だと思います。
橋から下を見ると亜熱帯の森林と石垣ダムが一望できてちょっと怖い… いや、相当怖い…💦
ここ恐竜いるでしょう〜。多分…泣

何を隠そう、私は小さい頃から吊り橋恐怖症。。笑
中でも一番ヘッピリ腰になった橋はこの吊り橋…。
Dゾーンの「ほたる街道」にある木造の小さな橋。
鬱蒼と茂る亜熱帯植物の中を通り抜けるように架かっている橋を渡った時は相当の恐怖を味わいました…。笑
ここ絶対にハブいるでしょう〜。間違いなく。

せっかく来たので沢山写真を撮りました❣️
一挙にご紹介〜♪
↑『ヘゴ』
見上げるほどの高木の巨大シダの木。
新芽はまるでゼンマイ。
↑『レッドパウダーパフ』
赤い化粧パフのような半球形の花を咲かせるマメ科の植物。
↑『カンヒザクラ』
沖縄では1月下旬頃から咲き始めます。本土のような花見の習慣がないので桜の木の下で宴会とかはしません。
↑『オオゴマダラと黄金の蛹』
公園内の”蝶園”で飼育されています。一般開放しているので自然の中でなかなか見つけられない蛹も間近で観察できます。

短い島の春を少し感じて頂けたら嬉しいです(^-^)
桜が終わればお次は沖縄県の県花でもある”デイゴの花”の季節です。
八重山の方言では「アカヨーラ」といいます。そして春から初夏へ季節が移り変わります。
#石垣島 #八重山 #沖縄 

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