久しぶりのレコード鑑賞

最近、久しぶりにアルバータ•ハンターのレコードを聴きました。

深みのある歌声とシンプルな伴奏がとても心地よくて、ちょっと時間を止める大切さを感じました。

なぜ今ごろになってアルバータを引っ張り出してきたかというとですね、この方のアルバムが発売されるという話しを聞いたから。

齋藤悌子さん(87才)宮古島出身のジャズシンガー。

なんと87才にしてデビューアルバムです。

経歴は長く、かつてアメリカ占領下の沖縄で米軍基地内の専属ジャズシンガーとして名をはせた歌姫だったそうです。

※齋藤悌子さんのデビューソロアルバム『A Life with Jazz』は6月23日に発売

アルバータ•ハンターは私が若い頃大好きだったブルースシンガーでアルバムレコードは2枚、伝記本一冊を持っています。

この方の生き様も凄まじく、本のタイトルも「人生を三度生きた女―"魂のブルース"アルバータ・ハンターの生涯」となっています。

まさに波瀾万丈な人生と時代だったと。

齋藤悌子さんのことを知った時、アルバータ•ハンターと勝手にイメージが重なってアルバムで聴いてみたいとずっと思っていたのでアルバム発売は嬉しい!

エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ビリー•ホリデーなど、長い歴史の中で優れた女性シンガーが数多く存在しますが、歳を重ねてから復活するアーティストって、きっと神様が"まだ伝えることがあるでしょう"と指名しているのではないかと考えてしまいます。

それはどんな職業にもいえることですが。

とにかく、齋藤悌子さんのアルバムがとても楽しみな今日この頃です。
※齋藤悌子さんのデビューソロアルバム『A Life with Jazz』は、"石垣島JAZZ BAR すけあくろう"さんから購入出来ます。
〈ホームページ〉

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